こんな風に感じた事はありませんか?
- 毎日肌身離さず身に着けられる「お守り」アクセに憧れる
- 海外のモデルさん達がよくやっている「スキンジュエリー」に興味がある
- つけっぱなしでも劣化や変色が気にならないアクセが欲しい。
毎日のコーディネートに合わせて
アクセサリーを選ぶのもいいけど、
どんなコーディネートにもマッチして
更に重ね付けも出来ちゃうような
ネックレスやピアス。
ジムや海、お風呂などでも
いつも一緒にネックレスやピアスを外さず
つけっぱなしにできるアクセサリーって
なんだか憧れますよね。
今回は、
そんな要望にピッタリのアイテムをご紹介します。
この記事で解ること:
- 劣化しないアクセの素材
- 選び方の注意点
- 注意が必要な素材
- おすすめネックレス
もくじ
つけっぱなしアクセの魅力
まず、つけっぱなしアクセ(デイリーアクセ)
の魅力を改めてお話させてください。
まずは何と言っても
つけっぱなしアクセの一番の魅力は、
お守りとしての存在ですね。
つけっぱなしでOK、ずっと身に着けていても
劣化しない、普遍的な存在。
いつでも一緒に側に居て、
わたしを守ってくれる。
そんな存在があるだけで、
勇気や安心を感じますよね。
暑い時も寒い時も
どんな時も肌身離さず身に着ける
ということから、
「スキンジュエリー」
とも呼ばれたりします。

そんなお守り的な
スキンジュエリーを選ぶ際には
経年劣化に強い素材を選ぶ事がとても大切です。
つけっぱなしに出来ないものを選んでしまうと、
変色が起きてしまったり、
破損してしまったり…と、
残念な想いをしてしまう事になってしまいます。
それでは、つけっぱなしに出来る
スキンジュエリーの選び方、見極め方を
お伝えしていきますね!
つけっぱなしネックレスの選び方・注意点
まずは、ネックレスから。
つけっぱなしの
スキンジュエリーにするためには
デザインと素材がポイントです。
デザインについて
デザインのポイント:
- できるだけシンプルなデザイン
- 長さは、長くて42㎝まで。
- トップが洋服に引っかからないもの
- 着用していて、ストレスが無いもの
一番は、やはり
「自分が身に着けていてストレスがない物」
がおススメなのですが、
あえて特徴を上げるなら
上の4点です。
つけっぱなしにするということは、
自分の体の一部になる事
と考えてみて下さい。
ネックレストップが重すぎたり、大きすぎたり
なんだかチクチクするようなチェーン等は
着用していて気になってしまいますよね。
あくまでも自然で、
着けている事を忘れてしまうようなデザイン。
例えば下の様な
他のネックレスと重ね付けも
出来るような、シンプルなデザインを選びましょう。

【金アレ対応】ミニマリストの為のシンプル プレートネックレス
石、宝石は?
ずばり、つけっぱなしアクセサリーに
石付きのものはおススメしません。
何故かと言いうと、
石の種類によっては
水や温泉やプールなどの成分によって
輝きが曇ってしまって修復不可能になったり、
最悪の場合、外れてしまう事も・・・
また、飾石のついているものは
細かな装飾が加えられていたり、
石と金属の間に必ず隙間があります。
そこにお風呂などで水分や
せっけんの成分が流れ込んでしまっては
美しいアクセサリーが台無しになってしまいますよね。
石のついたものは
重ね付けして楽しむとして、
つけっぱなしにするスキンジュエリーは
石のついていない
シンプルなデザインを選びましょう♪
素材(金属)について
せっかくシンプルなデザインを選んでも
変色してしまったり
変形してしまうような素材は
つけっぱなしには出来ませんよね。
巷に出回っているアクセサリーには
様々な品質のものが存在しますが、
つけっぱなしのスキンジュエリーを
選ぶポイントは、ずばり、
劣化の少ない素材を選ぶこと。
つけっぱなしにするということは、それだけ
金属(飾石が付いている場合は石にも)
への負担も大きくなります。
主に、ネックレスが劣化する原因は
以下の様なものです。
- 水(汗や毎日のお風呂やシャワーなど)
- 摩擦(肌や洋服等での物理的刺激)
- 衝撃(誤って引っ張ったり、引っかけ)
これらに
ある程度耐える素材を選ぶのがポイント!
ということですね。
次で詳しくご紹介しますね。
つけっぱなしNGな素材・OKな素材

まずは、NG素材をご紹介します。
基本的には、下記素材の商品は
つけっぱなしにするのはやめておいた方が無難です。
- 18KGP(ゴールドプレート)
- 14KGF(ゴールドフィルド)
- SIVER925(シルバー)
順番にご説明していきますね。
18KGP(ゴールドプレート)
18KGPは、いわゆる「メッキ」商品です。
亜鉛や銅などを混ぜた金属の”芯”に
金メッキ加工を施して、
美しくお化粧しているもの
と思っていただいてOKです。
表面は18金を薄くコーティングしているので、
見た目はゴールドなのですが、
肌の摩擦で比較的簡単に
剥がれてしまいます。
メイクも、
ウォータープルーフではない
ファンデーションは
すぐに汗等で流れ墜ちてしまいますよね。
それと同じです。
18KGPの素材の商品は
つけっぱなしではなく
外出時等の短時間にだけ身に着ける
オシャレアイテムとして楽しみましょう。
14KGF(ゴールドフィルド)
14KGFや、14/20Kの表記があるものは、
商品全重量の1/20以上が14金、という意味です。
14K(14金)をぶ厚く圧着されていますので
メッキとは異なるという概念で
「金張り」加工とも言われます。
ちなみに、18KGFというものもあり、
18金の金張りが施されているもの
ということになります。
先程のKGP(メッキ)に比べると
すぐにはゴールドが剥がれて
中の素材が出てしまうことはありませんが、
お手入れの方法を誤ったり、
劣化が進むような使用を続けていると
やはり変色の原因になります。
つまり、ゴールドフィルドも
お出かけ用のオシャレアイテムとして
楽しみましょう。

SIlVER925(シルバー)
こちらは、先ほどの2点とは違って
地金そのものがシルバー(銀)です。
SV925と表記されます。
ちなみにSIlVER1000は純銀です。

【豆知識】
銀合金の純度を表す時に、
純銀を1000として合金に含まれる銀の割合を3桁の数字で表します
1000のうち925は
純粋な純銀を使用している
という事を示しています。
メッキではありませんので、
つけっぱなしに最適と思いきや、
銀という貴金属自体に
酸化により変色するという性質があります。
昔買ったティファニーの
シルバーアクセサリーが、
いつの間にか真っ黒に・・・
というのはよく聞くお話ですね。
(Tiffanyのシルバー商品の素材は
SV925です)
なので、基本的には
シルバー925はつけっぱなしアクセとしては
おススメはできないのですが、
お手入れを定期的に出来るのであれば、
つけっぱなしでスキンジュエリーとして
着用可能です。
シルバー商品のお手入れ方法や
金属アレルギーとの関係についてはまた別記しますね。
お次は、お待たせしました!
つけっぱなしOKな素材について
ご紹介していきます。
金属アレルギーのわたしが
スキンジュエリーにおススメできる素材は、
以下の通りです。
- K18(いわゆる18金)
- pt900/pt850 (プラチナ)
- サージカルステンレス
- △ K10(10金)※要注意点あり
これらの素材はすべて
メッキされたものではない為、
劣化に強く、耐久性があります。

K18(18金)~ K10 (10金)
まずは、
「ゴールド」といえば18金!
ご説明します。
先程のSV925と同じように、純金の合金量により
表記が変わってきます。

金の純度は24分率を用いて表されます。 24分率では、24金を純度99.99%の「純金」として扱います。
つまり、
18金は75%が純金で、
残りの25%は「割金」と呼ばれる
その他の金属が混ざった物で出来ている
という事なんですね。
なので、
K24 > K18 > K14 > K10
の順に純金の量の割合は減っていきます。
ちなみに、
K10はダメなのかというと、
そんなことはありません。
お手頃な価格で貴金属を手に入れられたり、
素材の強度が増していく
というメリットがあります。
純金(K24)はとても柔らかい金属なので、
他の金属を混ぜて硬くしないと、
着用できるアクセサリーとしての実用性が
なくなってしまうんですね。
それから、
「18金は変色しない」??
これは間違いです。
もちろん、メッキではないので
中からどす黒い金属がコンニチワした…
なんてことはあり得ませんが、
着用している間についた
汗や皮脂によって
若干黒ずんだように変色します。
18金や10金などの
ゴールドをスキンジュエリーにする際は
お風呂でも身に着けて、
毎日身体と一緒に綺麗に洗ってあげましょう。
そのあと、しっかりと
水分をふき取る事も忘れないでくださいね。
ただ、
18金、10金をつけっぱなしにする時の注意点があります。
お風呂はOKですが、
温泉、プールは要注意です!
プールで細菌を殺すために
必ず使用されている塩素。
実はこの塩素には金属を変色させる可能性があります。
75%以上純金を使っているK18
であれば大丈夫の可能性が高いですが、
K10となると全体の42%しか純金が含まれていません。
つまり、
半分以上は他の金属で出来ているんですね。
金以外の金属に何が使われているのかは
制作したメーカーしか分からない為、
10金のアクセサリーは外した方が
無難ですね。

また、温泉については
硫黄などの様々な成分が入っています。
昔の都市伝説のように
金が溶けてしまう!
なんてことはありませんが、
やはり金以外の金属は変色する可能性があります。
10金などの金の含有率が少ない素材は
特に気を付けましょう。
pt900/pt850 (プラチナ)
プラチナは永遠の輝き・・・
いつまでも色あせずに
輝きを失わないことから
変わらぬ愛の象徴として
結婚指輪として選ぶ方も多い、プラチナですね。

こちらも銀と同じく、
純プラチナを1000として合金に含まれるプラチナの割合を3桁の数字で表します
つまりPT900は900/1000、
プラチナが90%、
Pt950はプラチナが95%
Pt850はプラチナが85%含まれる
ということを意味します。
プラチナはとても安定した金属ですので
重度の金属アレルギーの方はK18よりも
純度の高いプラチナを選ばれる方が多いようです。
また、
先程、要注意とお伝えしたプールですが、
プラチナは塩素や塩水にも強いので
つけっぱなしも
問題はありません◎
ゴールド系ではない、ホワイトカラーの
つけっぱなしジュエリーなら
プラチナがおススメですね。
SS(サージカルステンレス)
おススメの金属の中で一番お手頃価格で手に入るのが
ステンレスアクセサリーです。
実は、ステンレスと言っても
千差万別なのはご存知でしょうか?
元々、ステンレススチールというのは
錆び(stain)+無い(less)+鋼(steel)
という語源からできた、
鉄合金の総称のこと。
鉄をサビないように加工したもの
をステンレススチール
縮めて「ステンレス」と呼ぶんですね。
そんなステンレスの中でも、当店では
「サージカルステンレス」を扱っています。

「サージカルステンレス」とは
医療器具に使われている高品質な素材で、
ステンレス316L(SUS316L/サス サンイチロクエル)と言われています。
金属アレルギーが起こりにくい素材です!
金属アレルギー対策にも有効なステンレス素材で、
とても硬い!というのが特徴です。
硬いということは。
- 丈夫
- チェーン等が切れにくい
- 傷がつきにくい
- 変形しない
しかも安価なので、
気軽に楽しむ
デイリーアクセサリーにピッタリの素材
といえますよね。

まとめ
いかがだったでしょうか。
まとめると、
おススメのデザインは
- シンプルなもの
- 長すぎないもの(引っかからないもの)
- 石のついていないもの
おススメの素材は
- 18金、気を付ければ10金【高価】
- プラチナ【高価】
- サージカルステンレス【安価】
是非お気に入りのデザインを見つけて
お守り替わりにいつもつけっぱなしにできる
スキンジュエリーを楽しんで下さいね。
お読みいただき、ありがとうございました。
こんにちは!
今回は、憧れの「つけっぱなしアクセ」についてお話します。